凡才の備忘録

アイドルマスター シンデレラガールズのこと中心に。

「第2回 俺からの虹色レター」に参加した話

お疲れ様です、凡才です。

 

9月25日に開催された「第2回 俺からの虹色レター」1日目のセトリ24番目に、私の投稿した音源を流していただきました。(後ろから2番目とかそんな良いポジション貰えていたの改めて考えてもびっくりするな・・・)

 

企画詳細はこちらの記事をご覧ください。

note.com

第1回の開催時期がシンデレラガール総選挙や俺達の少女Aの音源募集と被っていたこともあってか、第1回終了後には「音源出したかった」だったり「第2回開催して」といったツイートをよく見かけました。そうして開催された待望の第2回、3日間開催できる程の音源が集まるという盛況っぷりはまさに感情の博覧会と言って差し支えないでしょう。

 

さて、今回流していただいた音源について少し書き記しておこうかなと思います。

 

私には“担当”として位置づけているアイドルが3人います。第1回の虹色レターでは黒埼ちとせについてお話させていただいたので、次に機会があるなら同じ担当アイドルである水野翠か高垣楓で出したいなー、なんて第1回の音源を完成させた時は漠然と思っていました。

そこから水野翠に決まったのはまさかの「第1回 俺からの虹色レター」が放送された1週間後で、「第14回 俺達の少女A」でのgmナムルさんの水野翠音源を、矢が的に中る音で締められていたあの音源を聴いた時に、自分が水野翠という存在を初めて知った2015年のことが自然と思いだされて、自分も水野翠で何か音源を作りたい!と決意した次第です。

あと、8月21日に待望の恒常SSRが実装されて熱が高まっていたおかげで、仕事の都合で9月からスケジュールがカツカツだった中でもなんとか音源の完成にこぎ着けられました。

 

この「俺からの虹色レター」という企画の良いところの一つに、内容が縛られていない故に自分の昔話を遠慮せず音源に組み込めるという点があると思っています。

そのため、前に少女A用に作りかけて結局まとまらずに自分の中で没にした未完成原稿と恒常SSR実装が嬉しくて書いた、1個前のブログ記事とをミックスしながら虹色レター用に原稿を再出力していきました。 

 

以下今回の原稿です。

さかのぼること5年前、2015年の2月に私はモバマスをプレイし始めました。きっかけは何となく見始めたシンデレラガールズのアニメのおまけコンテンツ、「NO MAKE」を聴くため。そしたら当時、当時iOS版で招待IDキャンペーンがやっていて、そのときの報酬にSレア[光彩の華]水野翠 がいたのが彼女とのファーストコンタクトでした。綺麗で長い黒髪、知性を感じる佇まい、もはや一目惚れといっても過言ではありませんでしたし、愛知県出身で弓道を嗜んでいるという共通点も心惹かれる一因でした。

この2015年という年は、新社会人1年目だったり、とあるメインクリエイターが突然退社して大好きだったゲームの続編が絶望的になったりと、私自身の心のよりどころを探すのにとても苦心していた時期でして、そんな時に水野翠、改めシンデレラガールズが私の目の前に現れてくれたのは運命と言ってもいいくらいの僥倖でした。

ゲームをプレイしながら、ライブに行く楽しさを知り、他のプロデューサーと交流する楽しさを知り、総選挙の楽しさを知り、しかしそんな中で“声あり・声なし”や“イベント報酬になる・ならない”での出番の格差といったちょっと暗いことも知ることになりました。
2016年11月のアイロワ、2018年11月の流鏑馬アイチャレと上位を目指してイベントを走るという経験も「水野翠を応援しているやつがここにいるぞ!」「水野翠にもっと出番を!」という気持ちがあったからこそできたことです。
でも、SSRが複数枚実装されて、声がついて、周年ライブに出て・・・そういうこと以外にもシンデレラガールズの楽しみ方があることはこの5年間で色んな先輩プロデューサーから学ぶことができました。

今では、ガシャで天井したり、中の人のチョクメを購読したりとがっつり沼につかっていますが、2015年からの5年、上手くいくことばかりじゃありませんでしたが、大きくメンタルを崩すこと無く生きてこられたのはシンデレラガールズという打ち込める存在があったから、水野翠を始めとする担当アイドル達がいたからです。

だから改めて伝えたい。
水野翠さん、ありがとう、シンデレラガールズという心のよりどころの最初の架け橋になってくれて。こんな言葉だけじゃ恩返しというには全然足りないけど、これからも担当プロデューサーとしてよろしくお願いします。(949文字)

 

少し補足すると、2015年当時自分はソシャゲに対してはまあまあな嫌悪感を抱いていて、アニメを補完するコンテンツがあるなら仕方ないか・・・と渋々モバゲーに登録したのを今でも覚えています。なので、水野翠に出会っていなければ今と違うスタンスでアイドルマスターに触れていた、もしくはアニメの終わりとともに興味が無くなっていたかもしれません。

また、“続編が絶望的になったゲーム”とは、『METAL GEAR SOLID』と呼ばれるステルスゲームのことです。積もる話はありますが長くなってしまうので、ここで語るつもりはありません。

 メンタルどうこうのくだりは、簡単に言っちゃえば“次のライブを楽しみに仕事頑張ろう!”とか、担当Pと名乗るからには大人として相応しい立ち振る舞いとかスマートな体型とか心がけないとな、みたいな生きてく上での柱になってくれたってことです。変な宗教とかにもはまらずに今日まで来れましたしね。

 

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 画像は、最初に見た、つまり自分の中で“一番古い水野翠”と“一番新しい水野翠”を並べたものです。技術が無いのでトリミングしてくっつけただけですけど、構図というかイメージはすんなりと決まりました。

 

BGMについてなんですが、今回は中盤からスピッツの『君は太陽』を流しました。今回『君は太陽』を選んだ理由は3つあります。

1つは、私自身スピッツの曲が好きなこと。(熱心なファンではないので知らない曲の方が多いです。)

2つ目は、曲名と2番の歌詞「太陽 君は輝いて僕を開く」から。私にとって水野翠は太陽のような存在だと今でも思っているので・・・

3つ目は、この曲の一番好きな歌詞である「理想の世界じゃないけど 大丈夫そうなんで」から。今まで生きてきて諦めてしまったものは1つや2つじゃありません。そういう意味では私にとって今の世界は理想の世界じゃないといえるでしょう。でも、少なくとも今は大丈夫だと、5年前貴女に会えたおかげでそれなりに生きていると、そういう気持ちをのせたくてこの曲にしました。

もっと準備に余裕あったらBGMの入りとかしっかり調整したかったなー!

それにしても、Twitterでもコメントでも『君は太陽』だってすぐ分かるの、スピッツ知名度もさることながらこの界隈のアンテナの高さというかそりゃあ夢ソン生もあんなに盛り上がるわけだよなぁ・・・

 

 まだ1日目で流れた音源しか聴いていませんが、ストレートなもの、構成に唸らされるもの、声を出して笑ってしまったものなど、力強い手紙ばかりでタグを付けて呟くこともほとんどできずに終始驚きっぱなしでした。

 

主催のみくもさん、放送を盛り上げてくださった3104さん、出島さん、戯念さん、1日目お疲れ様でした。本当に楽しい金曜の夜でした。ありがとうございました。

そして私の虹色レターを聴いてくれた方々、Twitterやコメントで反応してくれた方々も本当にありがとうございました。多少なりとも心動かすことができていたら幸いです。

 

 

<終わり>