凡才の備忘録

アイドルマスター シンデレラガールズのこと中心に。

「第17回俺達の少女A」に音源投稿した話

 お疲れ様です、凡才です。

 

 3分間でシンデレラガールズのアイドル達のプレゼンを行うユーザー企画「第17回俺達の少女A」が6/11に開催されました。前回の第16回から1箇月ほどしか期間が空かなかった中、採用25件に対し応募数69件も集まる激戦でした。私も黒埼ちとせの音源を投稿していたのですが、残念ながら選考漏れとなってしまいました。

 そうはいってもせっかく作ったものですし音源もniconicoにアップしましたので、作成した音源の制作過程を、今回も残しておこうと思います。

 

www.nicovideo.jp

こちら投稿した動画です。

 

gnw7000.hatenablog.com

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過去投稿時の話はこちらの記事に書いてあります。ご興味ある方はご覧いただけますと幸いです。

 

 「第17回 俺達の少女A」の開催が告知されたその時、私は「第16回 俺達の少女A」の感想生に出ていました。その放送の参加者全員が、放送そっちのけでしばらく困惑していましたね…まあ、その時放送にいらっしゃった方は合否問わず全員応募されていたので、この企画の魔力というかみんな引き出しいっぱいあって凄いなーって思います。

 さて、音源出したいけど主題を何にするかと考えた時に、思い浮かんだのは①ソロ曲『Beat of the Nighit』や『もーっと目指せ!シンデレラNo.1!』から得られる情報を基に組み立てる、②(総選挙の結果次第ではあるものの)圏内入りの喜びと感謝を伝えつつ、この子は担当しがいのあるアイドルなんだと言う、③デレステのイベントコミュ重点で組み立てる、の3つでした。結果的に①を採用しつつ入れられそうなら総選挙のことも入れよーって感じで原稿を組み立てていきました。

 しかし、いざ原稿を作ってみるといささかボリューム不足というか、なかなか思い描く構成と一致させることができずに困ってしまいました。そこで、「曲」そのものを入れてしまおうと考え原稿の構成を一から見直していきました。BGMではなく曲そのものをプレゼンに組み込むことで、私自身が話す文章量は減らしつつ音源全体の容量を確保しようという狙いです。雰囲気としては「ラジオでの曲紹介」みたいなものを意識しましたが、要素として取り上げるなら複数のラジオ番組を聴いてみたりとか過去音源を参考にしたりとかもっと勉強すべきだったとは今になって思います。

 

ちなみに、今回のBGM構成は以下の通りです。

最初 BotN流す 0:15

原稿前半 0:15~1:54(2秒あける)

原稿後半 1:56~2:50

原稿トータル2:35

ラスト「この脈は今日も震えてる」0:10

音源トータル3:00

 

BotNは0:13以降音量減でそのままオリジナル・カラオケver.をBGMとして使用

1:40以降フェードアウトで1:56まで

後半はBotN3:07~4:12 ラスト10秒歌唱入り

BGMじゃなくて歌詞が入ってくるとこんなに構成に頭悩ませるのか…!といい経験になりました。

 

こちらが完成した原稿です。

 

俺達の少女Aをお聴きの皆様、こんばんは。凡才と申します。

冒頭より皆様にお聴きいただいていますのは、5/19発売、『THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 058-060』より、黒埼ちとせで『Beat of the Nighit』です。

第10回シンデレラガール総選挙では全体順位第36位と初の圏内入りを果たした勢いそのままに、今回は黒埼ちとせについて、ソロ曲が出た後だからこそ聴いていただきたいことについてお話ししたいと思います。

ご存じの方も多いかと思いますが、シンデレラマスターにはソロ曲の他に『もーっと目指せ!シンデレラNo.1!』というドラマパートがついています。そこでは、この2年あまりで見て取ることができた彼女の内面について、さらにわかりやすく描写されています。

例えば、彼女の「19歳で高校3年生」という立場について、そのことにびっくりされるのは自分は気にしないけど、ほかの子にはしないでほしいといった他者への配慮や、アイドルの世界は喜びに満ちていて、人間の喜びを啜ることで生きながらえるのがアイドル、生の実感がここにはある。だから、アイドルを続けているのだと話しています。そして彼女は自身のソロ曲についてこうも言います、「あの曲には私がたくさん詰まっている」と。

 

これはまさにそうで、Aメロとラスサビで同じ歌詞が出てくるのですが、フルで聴いていただくとその意味が変わって聴こえてくるようになっています。配信でも構いませんので、是非ともフルで聴いていただきたい、あわよくばCDを買っていただきたい、担当プロデューサーとしてはそう切に願います。

曲は、歌った者の寿命を超えて永くこの世に残ります。「鼓動を響かせ生きる意味はなんだ」その意味が分からない彼女はもういません。

喜びに満ちているこの世界の美しさを認め、この先の未来に、自分自身の未来に思いを馳せる彼女は自身のソロ曲の最後をこう締めるのです…

 

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  デレステのアイドルコミュ実装もソロ曲発売も総選挙圏内入りも全部全部嬉しかったけれど、心の中で勝手にセーフティがかかってなかなかそれをネット上で上手く表現することができない人間なので…せめてプレゼン音源という形で伝えることができるようにしたかったんですけど、感情を晒すにはまだまだ力が足りないなって感じですね。

 でも、次に音源を送るなら、と目標にしていた「よしひこさんから感想付き返信をいただく」はクリアできたので、ひとつ満足はしています。よしひこさん、改めてありがとうございました。

 

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今回の敗因(勝ち負けでは無いのは重々承知の上でこの表現にしています)は音源の構成において、上位互換がいらっしゃったということだと思っています。喜多見柚音源のTAMさんの、きちんとソロ曲そのものを主題に据えつつプレゼンの後半からイントロが流れはじめて意識がより集中させられる構成とか、佐久間まゆ音源のペーヌさんの、伝えたいこととBGMがきちんとリンクしていて、かつ音源の締めに曲の一節をもってくるのとか、本放送で流れた25件全て(きっと投稿された69件全て)が素晴らしいものでしたが、この2作品は特に、”自分がやりたかったこと”をより上手に表現されていて、こういう作品と競合したらそりゃあ…って感じです。

  あとは、後半の原稿を読むスピードが尺を意識しすぎて少し間延びしてしまったなとか原稿の後半の流れがちょっと唐突すぎたかなとか、いろいろ反省点はありますが切り替えて次に活かしたいと思います。

 

 

 

 実を言うと今回、本放送終了直後は音源も製作過程も一切世に出さないつもりでした。流れた音源の素晴らしさと自分の悔しさとでグルグルしてしまいましたが、一晩寝て、せっかく作ったし出すだけ出しておくかと投稿だけしたら、ありがたいことに音源の感想を呟いてくださった方がいて、とても心が救われました。なのでこうしてこの記事も書いています。ありがとうございます。ソロ曲というカードは使ってしまいましたが、次の開催までに黒埼ちとせについてしっかり情報収集して、聴いた人が少しでもいいから興味を持ってくれるようなプレゼンを出せるように精進したいと思います。(逃げ道を自分で塞ぐスタイル)

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黒埼ちとせのアイドルコミュに出てくるPの解釈がドンピシャすぎて最高。



 

画像出典:アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ

 

<終わり>