凡才の備忘録

アイドルマスター シンデレラガールズのこと中心に。

「第18回俺達の少女A 本選」に参加した話

 お疲れ様です、凡才です。

 

 5/26に放送された、3分間でシンデレラガールズのアイドル達のプレゼンを行うユーザー企画『第18回俺達の少女A「本選」』において、高垣楓についての音源を6番手として採用していただけました。本選で集まった音源は自分も含めてなんと「10」! 22:00スタートで日付が変わる前に終わる放送もなかなか新鮮でした。

 今回の音源についても、ここに制作過程を残しておこうと思います。過去作成音源についても、俺達の少女Aに投稿したものは全て書き残しているのでご興味あればお目通しいただけますと幸いです。

 

live.nicovideo.jp

本選を盛り上げるために集いし10の音源、タイムシフト視聴できる内に是非!!!

 

 今回の「Stage for Cinderella」本選に進んだアイドルは”21/190”で、自分の担当としては高垣楓が名を連ねていました。過去「俺達の少女A」では黒埼ちとせ音源しか作っておらず、前回のグループD回でクラリスと黒埼ちとせの音源を採用していただけたこともあって、今回は視聴者として楽しもうかな・・・とやんわり考える一方で、過去に例のない短いスパンでの連続開催となった「第18回 俺達の少女A」がついに終わってしまうことに対する言いようのないざわざわした感情を抱えていました。

 

 そんな気持ちのところにやってきたこのガシャ。

 

 実際に自分の手元に来たのはガシャ最終日でした。

 

 騎士モチーフか~、モバマスの花嫁SRも特訓前はパンツスタイルだったし格好いい系の衣装がデレステでも見られて良いな~、なんてお気楽に構えながら台詞を確認していたら、親愛度台詞にガツンとやられてしまいました。ここまで言われてしまっては、自分も何かしたいな・・・ちょうど少女Aの締切まで一週間だな・・・完成するかどうか分からないけど、とりあえず動き出してみるか!というのが今回の音源作成のきっかけです。このSfC本選を控えたタイミングで実装されたSSRで、改めて示した勝つことヘの覚悟を自分の妄想で意味づけしつつ、それを補完する要素をデレステ上での台詞から掘り出してプレゼンとしての体裁を整えていきました。

 

以下が今回の原稿です。

「俺達の少女A」をお聴きの皆様こんばんは。凡才と申します。皆さんは“高垣楓”というアイドルについてどのようなイメージをお持ちでしょうか。元モデル、歌姫、お酒好き、ダジャレ・・・モバマス初期からいるアイドルの一人として今までも様々な面を見せてくれており、シンデレラガールズを追いかけている方なら何かしらの印象はお持ちなのかなと思います。
今回は、先日デレステに実装された新規SSR「暁のシュヴァリエ」を中心に、高垣楓が改めて見せた一面について、お話ししたいと思います。
今回のSSR「暁のシュヴァリエ」では、ガシャテーマが異世界転生として、騎士モチーフの衣装とともに登場しました。異世界転生チックなものとしては、グランブルーファンタジーでのコラボ出演がありましたが、この時はステッキを持った魔法使いの出で立ちで、今回のSSRのような勇ましいの装いとは離れたものでした。加えて、このSSRにはこんな台詞があります。「ぶつかって、誰かの正義を私の正義で塗り替えてしまっても、信念を貫き続けます・・・想いに報いる、覚悟を持って。」高垣楓がここまで強気な、勝利に対する覚悟を口にするイメージを持っている方はなかなかいらっしゃらないのではないでしょうか。
実は、昨年11月のデレステのイベントコミュ『ダンス・ダンス・ダンス』では、「リ・フューチャーダンスバトル」を控え、事務所の垣根を越えた合同ユニット「ルミナス・アズール」で得た経験やファンからの期待に向き合い、神崎蘭子とともに勝利に対する覚悟を決める様子が描写されていたりしています。

デレステでは、ホーム画面に表示されるアイドルを設定すると、そのカード絵の場所をテキストで確認することができます。「暁のシュヴァリエ」特訓後では「戦場・開戦前」となっています。夜が明け始め、攻撃前に自軍の兵士を鼓舞するその場面は、私には「高垣楓がこのStage for Cinderellaで勝つ覚悟を示している」、という風に見えてしかたないんです。

7枚目のSSR、「6」の1つ先の7枚目のSSRで示したその覚悟に私は応えたい。
「勝利」という同じ夢に向かって動き出したこの気持ちはもう止まれないから

 

「さあ 同じ夢奏でよう」

 

ご清聴ありがとうございました。(893文字 BGM含め音源再生時間2:50)


 今回のBGMですが、前半部分は『ココカラミライヘ!』のデレステコミュver.を採用しました。テンポ、音色といいプレゼン音声を邪魔せず非常に使いやすかったですね。後半部分では、今回のプレゼンの主題である「勝利への覚悟」を補完する要素を『ダンス・ダンス・ダンス』がデレステに実装された時のイベントコミュから拝借したのでこちらもデレステコミュver.を採用しました。サックスが効いててBGM単品としても凄く好きなものなので、今回音源に取り入れることができて良かったです。締めのBGMは、最初は『こいかぜ』を想定していたのですが、スピード感がマッチせずスッキリしなかったので断念しました。じゃあどうしようと考えた時に、前々回(第17回)の落選音源のこと(締めにプレゼンアイドルの歌唱を持ってくる)を思いだし、ワンフレーズだけでも高垣楓の歌唱を取り入れたいと考えて手元のソロ歌唱音源を片っ端から漁るもいまいちピンとこず・・・困っていたところに『Yes! Party Time!!』のCDに収録されていた『GOIN'!!!』の「さあ 同じ夢奏でよう」のところが高垣楓のソロフレーズだったことを思い出し、これを使おう!となりました。あわせて、このフレーズを生かせるよう原稿の構成を見直しました。(その過程で「7」枚目のSSRであることに気づいたので、このエッセンスも原稿に取り入れました。)

 実はここまでの原稿作成作業のほとんどは、締切を過ぎたの5月21日に行っています。背景としては、13日(土)にガシャで引いたものの、台詞の確認等であっという間に日曜が終わってしまったところにあります。平日はある程度の構成組み立てやBGM探しがやっとで中身を詰めることが全然できませんでした。そこで、19日(金)の夜に主催のよしひこさんに遅刻連絡を行い21日の提出を許していただき、20日から原稿作成に本腰を入れて録音に移れたのは21日の夕方でした。ノイズの除去などの微修正を経て、何とか音源提出にこぎ着けました。(音源の中で、指の関節がポキッと鳴る音がどうしても除去できなかったのが若干の心残りです・・・)

 

 音源完成まではばたばたしてしまいましたが、実際に放送で流れて、音源を聴いてくれた方々が高垣楓に投票してくれて、もの凄くホッとしています。放送の始めに「来た音源は・・・10件!」と発表された時は、初めて作った高垣楓音源だったこともあって10件の中の1つが自分の音源なの?!とかなり緊張しましたが、コメントとかタグ付きツイートにとても救われました。ありがとうございました。(ちとせのイメージ強いっていっていただけるのも嬉しかったです。)

 

 最後に少し横道に逸れた話を。

 私、凡才と「俺達の少女A」とのファーストコンタクトは第7回放送だったと思います。だったと思います、という表現なのは最初に見た少女Aはきちんと最初から見たものではなく、ニコニコ生放送でアニメを見ていたときにたまたま「俺達の少女A」放送中の大作さんのチャンネルにジャンプしたからで、ほとんど記憶が朧気なんですが確かチーム☆胃薬のMr.ストマックさんの喜多日菜子音源を真夜中に聴いた気がします・・・ 

 有志企画でこんな面白いことやっているんだなぁ~と思いつつ、第7回シンデレラガール総選挙あわせで第9回を放送するとのことで、最初から見てみるか!と思ったら3部構成の応募総数150件の51件採用とかびっくりする規模に圧倒されたのを今でも覚えています。(反省会まで含めたら翌日の夜が明けるまで放送されていたの、最後まで聴いていた自分が言える立場ではないですが今思い返しても狂気だったと思います。)採用される音源も真面目なものや面白いものまでどれも熱量に溢れたものばかりでこんなことができる人は凄いなーなんて思いながら見ていた人間が、第11回放送では音源を投稿する側になっているんですから人生分からないものです。

 「俺達の少女A」をきっかけに様々なご縁ができたのも本当にありがたかったです。「俺からの虹色レター」、「刹那のここすき生」とか別の企画に参加したり、少女A投稿者の方々から恐れ多くもTwitterでフォローをいただいたり、自分の担当以外のアイドルの良さを知れることが、コンテンツを追いかける上での視野の拡がりをもたらしてくれました。ここまでシンデレラガールズを好きでいられるのも、「俺達の少女A」のおかげと言って差し支えないと思います。

 今回、承諾を得たとはいえ締切を遅刻してまでも音源の投稿に至ったのは、もちろん先に書いた高垣楓の新規SSRの台詞によるところもありますが、もう一つ、今回の第18回で「俺達の少女A」は一区切りになってしまうのではないかという漫然とした気持ちから今のうちに音源投稿という形でなにか返したいという想いもありました。結果として一区切りとなりましたし、こうして音源を投稿することができて、後悔なく終わることができました。

 

 改めて、主催のよしひこさん、予選グループから本選までの各回に集まった音源に素敵なコメントを寄せてくださった大作さん・かくばるさん・あいうえおPさん、そしてすべての音源作成者の方々、視聴者の方々、本当にお疲れ様でした。そして、本当に本当にありがとうございました。とても楽しい経験でした。

 

 

画像出典:アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ

 

 

<終わり>