凡才の備忘録

アイドルマスター シンデレラガールズのこと中心に。

「俺からの虹色レター」という企画に参加した話

 お疲れ様です、凡才です。

 

 

 昨日、5月2日に開催されたユーザー企画「俺からの虹色レター」に投稿した音源について、裏話というほど大層なものではないのですが書き記しておこうと思います。

 

 そもそも「俺からの虹色レター」とはなんぞや、という方はこちらの投稿募集記事をお読みいただければと思います。

note.com

 

 この企画に参加した理由は、投稿募集記事の趣旨説明にもあるように「俺達の少女A」とは違い、自分そのものについて話せる機会であることでした。私はTwitterにおいて、アイドルマスターというコンテンツに関しては自分の気持ちを一から十まで述べることはまずありません。それは界隈において、意見の食い違いによる無用なトラブルを避けるためでもあります。でも、同じコンテンツを好きなもの同士で感想を言い合ったり自分の気持ちをあけすけに言いたくなる時ってあるんですよね。私はその欲求をライブ後の打ち上げなどで発散していたんですが、今はそれもできないじゃないですか。そんな中告知されたこの企画、正に渡りに船でした。

 

 

 以下、原稿についてです。

 黒埼ちとせとの出会いは、今となって思えば、2018年の12月2日、6thライブ千秋楽で新アイドル追加が告知された時でした。7人の中央にいたそのシルエットを一目見て、これは自分がはまりそうな大人系クールアイドルが来たかもしれない!とワクワクしたのを覚えています。どうして“大人系アイドル”だと思ったかいうと、シルエットが『ミリオンライブ!』の百瀬莉緒に近いものだったからなんですよね。
 彼女の声を初めて聴いたのは、2019年2月26日のイベント開催告知ツイートでした。想定していたよりも若そうな声、挑発的というか煽情的な言葉遣い…これは大人じゃなくて自分の武器を理解しているませた子なのかもしれないな、なんて思ったりもしました。
 そして2日後の28日、ついにお披露目となったそのビジュアルは、僕の趣味からは少しずれてはいたんですが、シルエットの時から気になっていた手前、コミュを読み進めていきました。そしたら、自分は長くないから、なんて言うじゃないですか。この台詞を読んだとき、正直結構イラっとしたんですよね。誰でも魅了すると豪語するような美貌を持っておきながら、そんな後出しジャンケンみたいなこと言われてもって感じだし何勝手に1歩引いてんのだろうと。
 彼女の生い先が長いか長くないかはこの際どうでもよくて、彼女がこれから作り出していく未来について彼女自身が楽しみに思うようになって欲しいなって僕は思ったんです。多分この時に自分は“黒埼ちとせの担当”になったんでしょうね。
 また、『第11回俺達の少女A』でプレゼンが採用され、彼女について多くの人に聴いていただけたのは僕自身の肯定感にもつながりましたし、受け取るばかりでなく自分も何か発信していいんだという、コンテンツそのものに対する態度も変わりました。その点彼女には感謝しかありません。
 彼女自身、アイドルを始めてから心境に変化があったようですし、『Spin-off!』での演技では、感情を強く出すという普段の彼女には無い一面も魅せてくれました。そして何より7thライブでのパフォーマンス…自身の力で多くの人の掌を返してきた彼女に対して僕ができることは小さいかもしれません。でも彼女のスタートラインからしてみたら現状マイナスがゼロになったぐらいで、伸びしろがまだまだあるんですよ。彼女自身がワクワクしながら作り出す未来にはとても期待していますし、それが少しでも多くの人の目に留まるよう私自身もできることを頑張っていきたいと思います。

 因みに、最後の一文の一人称が”私”なのは単なるミスです。お恥ずかしい…

f:id:gnw7000:20200503100128j:plain

 

 私はシンデレラガールズのアイドルに対して恋愛感情が持てなくて、担当がアイドルとして輝くためのパートナー、相棒としての付き合い方のほうがしっくりくる人間です。それ故に投稿音源の構成についてはイチャラブよりも私がどうしてこの娘の担当になったのかという、私「凡才」の自分語り中心で進めていきました。余談ではありますが、この音源は”プロデューサーが自身の担当アイドルとの出会いをインタビュー形式で答えている”という設定がありまして、そこに「凡才」の歴史を混ぜ込んだ、空想と現実のキメラ時空となっています。私としては「俺達の少女A」では送れない音源として作ったのですが、よくよく考えると少女Aっぽさもあったのかな、もっと振り切っても良かったのかななんて思ったり…正直、企画の趣旨から外れてしまっているかもしれないとビクビクしていましたが、まさか3番手で流れるとは思いませんでした。個人的に「3」って数字好きなんですよね。企画側の方々にも音源の内容について的確に掘り下げていただけてありがたい限りでした。

 

 

 ここからは他の方の投稿音源について…イチャラブを聞かされるのも勿論楽しかったのですが、アイドルマスターのアイドル達に出会いどう変わったのか、何を得たのか、はたまた何を失ったのか…自らの過去を晒してくれる音源には心を大きく動かされるものがありました。だって、親しい仲になったとしてもそういった感情って中々聞けないじゃないですか。話す方も聞く方も相当な覚悟がいるものだと思います。でもその覚悟のハードルを下げてくれたこの企画のおかげで、そこに触れることができたのは本当に有意義な時間でした。

 36の感情全てが愛おしいものであったし、他者の感情に優劣をつけることなどできませんが、敢えて1つ挙げさせていただくと、セトリラストが「明日からもよろしく頼むぜ、相棒。」と明るく締められているのが、この企画の素晴らしさを象徴していて、何よりも美しかったです。

 

最後に、的確なコメントや心から楽しんでいる様子でただでさえ素敵な企画に華を添えてくださった主催のみくもさん、ホストの戯念さん、ゲストの3104さん・出島さん、お疲れ様でした、そしてありがとうございました。この企画に音源が投稿できたこと、本当に楽しかったです。

 

 

 

…夢ソン生やるんだ…楽しみがまた増えたなぁ

 

 

<終わり>